名前がはっきりと見やすい
名札としての社員証

名札としての役割にフォーカスした、フェンリルの社員証です。反射の少ない落ち着いた質感のカードに、ロゴと所持者の名前のみを配しています。また、ケースとストラップには、装飾を排したものを選びました。名前に視線を導くように細やかにデザインすることで、部署や拠点の異なる人同士のコミュニケーションを助けます。

コミュニケーションをデザイン

これまで、フェンリルの社員証として当たり前に備えられていた、顔写真や社員番号、所在地といった情報を改めて整理し、社員証としてのあり方を1から見直しました。 100以上のコンセプト案の中から、「スタッフ同士のコミュニケーションを助けられるような社員証」をメインコンセプトに制作を進めました。
名札としての機能

記載内容をフェンリルのロゴと名前のみに絞った、簡潔なレイアウト。ふだん使われることのない情報を省くことで、ひと目で名前を捉えられます。また、フェンリルロゴは社員を見守るように左下に配置されています。
理念を胸に

裏面には、フェンリルの理念を象徴する“HAPPINESS”の文字を添えました。フェンリルが創業当時から大切にしている「デザインと技術でユーザーにハピネスを」という理念をひとりひとりが身につけながら日々の業務に取り組みます。また、万が一の紛失時に拾っていただいた方が迷わないように届け先はシンプルに記載するとともに、“HAPPINESS”の文字を見つけて少しだけハピネスな気持ちになっていただけたら、という想いも込められています。
明瞭な白と黒

名前とロゴは微調整した2層重ねることで白の印象を際立たせ、はっきりと見やすくすることにこだわりました。カードは、黒いマットPVCにすることにより、摩擦による剥がれに耐えうる強度を獲得しました。