デジタル時代に
モノとしての名刺をつくる理由
デジタルの領域で働く私たちが、アナログな紙の名刺をつくる意味を考えました。オンラインでビジネスがはじまることも珍しくない時代には、単なる情報を伝える以上の価値が必要です。アナログだからできる表現を丁寧に積み重ねて、フェンリルが伝えたい世界観を名刺にしました。
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挑戦を見守るフェンリル
左下にフェンリルのシンボルマーク。見つめる目線の先に大切なものがあります。ユーザーにハピネスを届けるため、最先端で挑戦し続けるプロフェッショナルたちと、信じて見守るフェンリルとの関係性をレイアウトで表現しました。
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多様性が収まるスペース
名刺を受け取って目にとまるのは、堂々としたプロフェッショナルの名前。その下には、アドレスと連絡先が整然としたさまで並んでいます。さまざまな名前、役割、連絡先の組み合わせがなんなく収まるよう設計してあり、ベーシックなタイポグラフィによって客観的な情報伝達を叶えます。
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個性を表す、2つの色と質感
プロフェッショナルをイメージした2種類の色と質感から選べるようにしました。深みのあるブラックは、伊コルデノンス社の “プライク”。しっとりとしてエラストマーのような手触りです。品のあるホワイトは、仏アルジョウィギンス社の “キュリアススキン”。繊細でなめらかな肌のような質感が特徴です。
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クリアな読み心地
富士ゼロックス製プリンタ “イリデッセ” を使ったオンデマンド印刷です。デジタルデータから直接刷られるメタリックシルバーは、高精細で文字のつぶれや欠けもありません。名前や連絡先がしっかりと読み取れ、名刺アプリでもスムーズに認識されます。
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環境に配慮した紙製ケース
多くのブランドがプラスチックごみの削減に取り組んでいます。私たちも小さなアクションとして、納品時の名刺ケースをプラスチックから紙に切り替えました。刷り上がってから名刺入れに収めるまでの入れものとして、十分に機能するケースです。
2020年
名刺
ディレクション/デザイン | 中西 弘樹 |
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イメージイラスト | 横山 一真 |
フェンリルデザイン
- 画面を「吹く」非日常の楽しさ
年末のざわめきをふき飛ばす体験 - デザインと技術を
形にした2種類のカレー - ワクワクする体験と
ハッとする瞬間が
詰まったカード - 模様に触れて
メロディを奏でるカード - ひとで楽しみ、ひとと楽しむ
アイスブレイクカード - 「防災」という観点で
ハピネスに寄り添うノベルティ - 使いやすい
オフィスサイン - アニメーションが
六角形の窓を
優しく灯すカード - 工芸的なデザインの
役員名刺 - 幻想的な世界へ導く
光と音で彩るカード - 資源を大切に使った
エコなバッグ - 名札としての社員証
- アナログに意味性がある名刺
- 楽しい冬の体験を
届けるカード - カレーのための
パッケージ - スタッフの声で構成した
パンフレット - 日本各地から
集めたボトルウォーター - ブランドの姿勢を現した
フレグランス - チョコレートを飾る
パッケージ - 星のオブジェが
現れるカード - 瞬時に組み立つ
VRゴーグル - 引き出すと絵が現れるカード
- 浮かぶキャラメルのパッケージ
- ホログラムの
水面を泳ぐ金魚 - 浮くパネルを
俯瞰する展示 - 3枚つづりの
ステッカー - 水差しで絵を注ぎ入れる
万華鏡 - 紙の図案が
動き出すカード - 近づく人に
反応する展示 - 画廊のようなスタジオ
- 継ぎ目のない
大テーブル