部品の閲覧、見積依頼、発注までウェブ上で完結

Parts Catalog Systemは、舶用エンジンや港湾クレーンの部品リストの閲覧から見積依頼、発注までをウェブ上で完結させられるシステムです。
このシステム導入によって、それまでの電話やFAXなどのアナログなやり取りをする必要がなくなり、乗組員や船舶管理会社の方の作業負担軽減にもつながります。
フェンリルは今まで携わってきた業務系システム開発の知見を生かし、カスタマージャーニーマップをもとにしたUXの改善施策やシステム開発に取り組みました。

エンジニアの声

エンハンスや保守も見越した開発方針の設計

長期にわたってエンハンスしていくことが計画されていたため、フェンリルでの実績も多く、メンテナンス性に優れたVue.jsを採用しました。
メイン機能である、画像と画像要素をインタラクティブに操作できる仕様はこれまで対応した経験がなかったのですが、社内に蓄積されている知見を生かし、開発体験を維持しつつ機能の開発に注力できました。またライブラリの採用を必要最低限にすることにより、ライブラリ特有の不具合や開発停止などのリスクを最小限に抑え、安定した運用ができています。
今後も半期に一度くらいのペースでのアップデートが予定されています。

モックアップを活用

要件の実現可能性を早い段階で確認できるようにするため、部品の選択やカート画面などの動作確認ができるモックアップを作成しました。
これによってクライアントの期待に添えているかどうかを要件定義の段階から確認することができ、過度に複雑にならず、要求を満たすUIを設計することができました。