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【DROMI特別対談】映像制作のプロが語る「絵コンテ」の本質

【DROMI特別対談・後編】映像制作のプロが語る「絵コンテ」の本質

#事例紹介#絵コンテ#プロ仕様

【DROMI特別対談・後編】映像制作のプロが語る「絵コンテ」の本質

映像制作の最前線で活躍する撮影監督・太田黒哲氏と、監督・プロデューサーの松本サキ氏を迎えてお届けしている本対談。前編では、お二人のこれまでのキャリアや、理想の映像を追求するプロセス、そしてロケハン等のプリプロダクションで生じていたイメージ共有の課題について伺いました。後編では、その課題を解決し、クリエイティブを加速させる「絵コンテ」の価値について深く掘り下げます。プロがコンテに込める意図、そしてデジタル化による効率化が現場にどのような「余白」をもたらすのか。映像制作の根幹に迫ります。【DROMI特別対談・前編】はこちら登壇者プロフィールなぜ「絵コンテ」が必要なのか?ー絵コンテを描くことのメリットは何でしょうか松本:まずは、頭にあるイメージを具現化できることです。目に見えるものイメージがあると、スタッフ間での共通認識を得やすいです。例えば、ヘアメイクや衣装スタッフが、コンテを見ることで「ここまでアップで映るのか」「全身が映るのか」を把握した上で準備できます。助監督が現場の進行表である香盤表を作る際も、コンテを元にすることで精度の高い計画が立てられます。太田黒:あと、現場で撮影の順番が視覚的に共有されていれば、照明部も美術部も先々の準備ができるので、作業効率が上がりますね。さらに、時間ができた分、映像をより良くするための工夫に意識を向けることができるようになるんです。編集段階でカット同士がどうつながるかを撮影前に想定できているので、無駄なカットを撮ることもなくなります。以前、MVの現場で実際のお店をお借りして撮影したことがあったのですが、営業開始前までに必ず撤収しなければならないという厳しい時間制約がある状況で。緻密にコンテを準備して挑んだ結果、予定より早く撮影が進みました。余った時間で予定になかったエクストラショットまで撮ることができ、コンテの価値を再認識しましたね。松本:映像制作に詳しくないクライアントさんとの仕事でも、絵コンテはかなりの効果を発揮しますよ。言葉だけの説明よりも、画で見せることで完成イメージを事前に共有できるため、納品後の大幅な修正や「イメージと違う」といったラリーを減らせます。撮影の最後の最後まで変更が出るのが映像制作の宿命だと思っているのですが「DROMI」を導入してから、その流動性に柔軟に対応できるようになりました。ショットの入れ替えや書き直しがすぐに行え、かつ動画としてつないだ流れをスタッフと確認できるのは非常に心強いです。現在は、多くのスタッフがiPadを現場に持ち込んでいるので、絵コンテを即座に共有できることはもはや必須といっていいメリットだと思います。太田黒:おっしゃるように手書きの頃に比べると、現場判断でのコンテの変更速度が格段に上がりました。複雑な特機ショットの計画も、デジタルならイメージを素早く修正して伝えられるので、制作のスピード感が変わりましたよね。制作効率が生み出す、クリエイティブの余白ー映像制作において、大事にしていることや意識されていることを教えてください松本:私は、映像制作において「風通しの良いコミュニケーション」を何より大切にしています。映像制作は価値観も背景も異なる多くの人々が関わるプロジェクトです。だからこそ、どのポジションのスタッフでも自由に発言でき、アイデアを出せる環境を目指しています。特定の誰かが優遇されるような暗黙の了解をなくし、全員がフラットに作品に向き合えることが、良いクリエイティブを生むと考えているんです。たとえ結果として賞賛される作品ができても、その過程でスタッフの心にしこりが残ってしまうのは、制作者として一番悲しいことです。また、私のクリエイティブの核には「虚構(嘘)で真実を語る」というフィクションへのこだわりがあります。映画というエンターテインメントを通じて、現実の課題や真実を多くの人に届けていきたいです。ー関わるメンバー全員がフラットに向き合える環境だからこそ、作品に命が吹き込まれるのですね。では、撮影の指揮を執る太田黒さんのこだわりも伺えますか?太田黒:僕が最も大切にしているのは「台本の徹底的な読み込み」です。尊敬する撮影監督の栢野直樹さんとご一緒した際、その読み込みの深さに圧倒されたんです。そこから、自分も台本からキャラクターの心情や監督の意向をどれだけ汲み取れるかに力を入れるようになりました。技術的なことだけでなく、俳優が目の前で見せる演技を捉え、その一瞬の真実を最高のアングルで見定めたい。そんな思いで、常にカメラの横に立っています。プロにとっての効率化とは、単なる時短ではありません。効率よく現場が進むことでチームに「心の余裕」が生まれ、その余白こそがさらなるクリエイティビティの源になるんです。全員が次のショットを理解し、準備ができている状態であれば、現場のストレスは減り、より高い次元での工夫が可能になります。松本:同感です。緻密な設計があるからこそ、現場で生まれる偶然の閃きや、アクシデントをポジティブに変える発想を取り込む「余白」が生まれます。効率化は、私たちが表現の極限を追求するための時間を生み出すための手段です。頭の中で描いていたイメージが、スタッフの協力によって実際に目の前で形になる瞬間、あるいはそれを超える映像が撮れた時の喜びは、何物にも代えがたいですね。理想を形にする次世代のクリエイターへー動画クリエイターを志す皆さんに、メッセージをお願いします太田黒:絵コンテは、作品を共有し、チームの想像力を一つの方向に束ねるための強力な味方です。大切なのは、コンテを完成させること自体をゴールにするのではなく、そこからどんな景色や感情を作り上げていくかを考えること。しっかりとした設計図があるからこそ、現場での偶発的なドラマも作品の味方につけることができます。自分なりの表現を恐れず、絵コンテを活用してどんどん作品を具現化していってください。松本:良い作品にするためには、どれだけ丁寧で緻密なプリプロダクション(準備)ができるかにかかっています。その大事な根幹を支えるのが絵コンテです。準備を万全にした上で、現場ではある程度の「余白」を楽しみ、失敗や困難からも新しい発想を生み出すつもりで挑んでください。そして何より企画から撮影、完成して上映するところまで、決して諦めないでほしい。共にこの映像業界を盛り上げていきましょう!ー太田黒さん、松本さん、貴重なお話をありがとうございました。前後編にわたり、プロの絵コンテがもたらす本質的な価値について伺いました。絵コンテは、チームの創造性を引き出し、より自由な表現に挑戦するための土台になります。頭の中のイメージを形にし、次の名作を生み出すため、まずは絵コンテを描くことから始めてみませんか。そんなクリエイティブの伴走者として、ぜひ絵コンテアプリ「DROMI」を役立ててみてください! App Store アプリのダウンロードはこちら Website DROMI 公式Webサイト X @DromiApp / Instagram @dromiapp

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