2024.5.28
プレスリリース
フェンリル、米国に現地法人「Fenrir North America Inc.」を設立
フェンリル株式会社(本社:大阪府大阪市、最高経営責任者:牧野兼史、以下フェンリル)は、2024年4月23日(現地時間)、米国に現地法人「Fenrir North America Inc.」を設立しました。
2005年に大阪で創業し、国産ブラウザ「Sleipnir(スレイプニール)」や、スマートフォン・ウェブアプリ400社600本以上の共同開発実績をもつフェンリル。
新たなビジネスの創出とデザインと開発の拠点として、米国に「Fenrir North America Inc.」を設立しました。
これを拠点に営業・マーケティング活動を強化し、大規模な米国市場で事業拡大を図ります。
Fenrir North America Inc. 開設の背景
フェンリルでは創業当時より「1億人のファンをつくる」という思いを掲げ、Sleipnirをはじめとした自社プロダクトの開発や共同開発事業によって、多くのハピネスを生み出してきました。常に前進を続け、新たな挑戦を続けるフェンリルは、大規模なマーケットが展開される米国で「1億人のファン」の実現へとよりいっそう歩みを進めてまいります。
また、昨今の日本企業にもたらされているビジネスチャンスがフェンリルにとっての機会でもあると捉え、これまでにないシナジーを市場で生み出すことを意図しています。
設立の目的
これまでに設立した海外拠点は中国子会社が3か所。2014年の成都、翌年の大連、2021年の上海と、アプリ開発の可能性を広げてきました。
このたびの米国進出では、新たに組織された専門チームが主体となり、日本国内はもちろん中国子会社のメンバーと共に、フェンリルのデザインと技術を、アプリ開発にとどまらない幅広い分野で提供します。
Fenrir North America Inc. Chief Executive Officer 嶋田時久
<略歴>
マッキャンエリクソンで、外資系企業のマーケティング・戦略立案・プロジェクトマネジメントを経験した後、マッキャンエリクソン台湾に赴任。帰国後は、営業統括本部長、取締役大阪支社長を歴任。
2019年にフェンリルに入社し、執行役員を歴任。現在は最高グロース&イノベーション責任者を務め、事業戦略や中国事業の立ち上げを牽引。このたびFenrir North America Inc. のChief Executive Officer に就任。
<コメント>
Fenrir North Americaの所在地であるシリコンバレーには、世界的なIT大企業のみならず、大学・投資家・サービスプロバイダー・研究機関・サポート機関のエコシステムが存在しており、フェンリルの中国での海外実績とともに、フェンリルをさらに大きく成長・グローバル化できる可能性が存在していると認識しています。
海外進出されている企業のグローバル化は、ソフトウェア開発にも、その仕組みや人々のコミュニケーション方法、企業が提供するサービスの種類にも大きな影響を与えています。Fenrir North Americaが、フェンリルの新たなクリエイティブ拠点として、お客さまの課題解決に貢献できればと願っています。