2021.7.2

プレスリリース

フェンリル × 伊藤忠インタラクティブ コンバースジャパン株式会社のプレス向け VR 空間をリリース

  • 参考:コンバースジャパン株式会社プレス向け空間

デザインと技術のフェンリルは、伊藤忠インタラクティブ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:市橋 典幸、以下 IIC )と共に、低コストで簡単に、自由な Virtual Reality ( VR ) 空間を構築できるウェブサービス「 VR VENUE 」のサービスを2021年2月にリリースしました。 同サービスを活用し、コンバースジャパン株式会社(代表取締役社長:小西 啓司、以下 コンバース)のプレス各社向け展示会VR空間を開発、リリースいたしました。

プレス向けVRイベント空間について

コロナ禍で全国的にリアルイベントの開催が難しくなっている状況が続く中、コンバース様も例年開催してきた新商品についての展示会等、各種リアルイベントの開催が難しい状況でした。その様な中、VRを含む、非対面で商品紹介を行う施策を検討されていた為、「VR VENUE」をご提案する機会をいただきました。

「VR VENUE」の安価で自由な空間構築が可能な点と、柔軟な機能開発体制を評価していただき、同サービスを採用いただく事となりました。

取り組みに当たっては、事前にヒアリングのお時間をいただき、バイヤー向けの展示会など、多くの関係者に向けたイベントと同様、各プレス記者様に商品をご案内するイベントも開催されることを伺い、以下の内容で企画/開発。フェンリルでは、インタラクティブなコミュニケーションを実現するための機能開発やVR環境構築を行いました。

スタッフの皆様&来場者様へコンバースの靴を身に着けたコンセプトアバターをご用意

店内スタッフ様のお写真をもとに、IIC様がアバターを作成。併せて、感度の高いプレス関係の来場者様向けに、コンバースとの着合わせやファッションの楽しさをイメージいただけるようなディテールを持った、来場者様用のアバターにデザインされています。もちろん足元はコンバースになっています。

空間にアクセスした皆様は、気に入ったアバターを選んでゲーム感覚で空間内にご来場いただき、会場では、見覚えのあるスタッフ様がアバターになって出迎えるという、やわらかいコミュニケーションが生まれる仕掛けをご用意いたしました。

「 White atelier BY CONVERSE 」を再現 & VR ならでは拡大施策

空間のデザインは、原宿キャットストリートの実店舗「White atelier BY CONVERSE」の 2階部分を利用した仮想店舗をデザインさせていただきました。来場者様は最初、店舗を正面に見る通りに現れ、桜をイメージした木々が続く道を歩いてお店にたどり着くUXとなっております。

店舗のCADデータをご提供いただけたこともあり、制作は1か月以内に完了。実際の空間を2倍に広げた空間を構築したり、現実の空間ではできない、VR ならではの施策にいろいろ挑戦させていただきました。(リアル店舗には存在しない、隠し部屋などもご用意しました。)

デジタルならではのインタラクティブな機能開発

店内の商品をクリックすると商品の説明が右部に表示されるため、来場者様はリアルで来店した時のように、自分の見たい商品を主体的に確認することが可能に。店舗スタッフ様は、来場者様がクリックしている情報をバックグラウンドで確認することができ、ご来店時同様に、複数の来場者様の行動を確認しながら接客できます。

また、VR空間なので、一度制作した同じ空間をいくつでもコピーが可能になります。その利点を活かし、来場したプレス各社毎に専用の VR 空間をご用意、ご提供しました。各社からの来場者様は、期間中はどこからでも、何度でも、24 時間好きな時に、プレスルームに再来場が可能です。

現実の世界では実現できなかった、空間の新しい活用法をご提案させていただきました。

コンバース担当者様コメント

操作についての懸念もありましたが、お客様とのコミュニケーションもしっかり取ることが出来、楽しんで商品をご覧いただくことが出来ました。今後も有効的に活用してまいりたいと思います。

この度、コンバース様に採用いただいた「VR VENUE」は、ウェブブラウザで従来のホームページと同じ感覚でアクセスできる VR空間を、企画/開発/運用までをワンストップで提供するサービスです。 「VR VENUE」を活用し、今後も様々なお客様のニーズに合わせた、空間、サービスの開発に努めてまいりたいと思っております。ご興味を持っていただいたご担当者様は、フェンリルまでご連絡をいただけますと幸いです。

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